新年明けましておめでとうございます。

皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、拙寺サイトをご高覧頂き誠にありがとうございました。
本年も引き続き御愛好の程宜しくお願い申し上げます。

さて、月初恒例のカレンダー 本年も引き続き掲載させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

『順調な時にも謙虚さを失わぬ人は更に大きく成長する』

【解説】「得手に帆を揚げる」という言葉があるように、順調な時にその調子の波に乗って力を十分に伸ばすことは、大切な処世の心得ではあります。しかし人間は得てしてそういう時につい調子に乗り過ぎ、取り返しのつかない失敗をしてしまうことがよくあるようです。「仕事で調子に乗る」ことは必要な場合もありますが、そのために自分の心に「隙」を作ってしまうことは避けねばなりません。仕事を甘く見、世の中を見くびり、その結果、人を見下したような態度が現れてきたりすると、それこそ一大事です。そういう自分に少しでも気付いたら、心静かに自分を客観し、他人の忠告や意見に進んで耳を傾け、自分の傲り高ぶる心を十分に省みることが必要です。自分が今在るのは、自分一人の力ではなく、周囲の人々の助けや取り巻く環境に依るものです。この事を深く肝に銘じ、反省を怠らず、普段から謙虚な気持ちを持ち続け、日々を生きていきたいものです。

『好事魔多し』という言葉があるように、
人が凋落する時の原因は、必ず順調な時にある。
順調な時は、有頂天になって周りが見えず、隙が出来て敵を多く作り、
下り坂を迎えると一気に転げ落ちる。

順調な時に謙虚さを失わなければ、
より上に更に大きく成長する事もあれば、
もし、下り坂を迎えても、急降下ではなくゆっくりと落ちるか、
転げ落ちる事なく早く止まることでしょう。

絶頂期の人を見ると羨ましく思うと共に妬みの心が湧いてきます。
そして、そこから転げ落ちる人を見るとあざ笑ったりしていませんか?
人間だから仕方が無いとは思いますが、
そんな人にチョコッと救いの手を差し出すとご先祖様は喜んでくれますよ

#元旦 #お正月 #令和6年 #カレンダー