ここ近畿は、やっと梅雨入りしたかと思えば、途端に、雨雨雨の連続。昨日から今朝にかけては、恐ろしくなるほどの大雨です。
まだまだ雨が続くようですので、お気を付け下さい。

さて、今日から7月、今年も半分が終わりました。

月初恒例のカレンダー、今月はこれ↓

『如何に正しいと信じている事でも 押しつけるのは我が儘である』

【解説】私達は一人で生きているのではなく、周囲のさまざまな人々と互いに助け合いながら日常生活を営んでいます。その中で、親しく、仲良く、楽しく触れ合い、交流する事は当然大事な事ですが、そこには気遣いや配慮、思いやり、礼儀やマナーといったものも当然必要になってきます。人はそれぞれ、性格や育った環境、職業や立場などが異なり、年齢や上下関係を問わず、それらをまず尊重する事は大切な条件です。例えば自分が「これは正しい事だ、良い事だ」と固く信じ、親切心で忠告や助言をしたつもりでも、相手にとっては的外れであったり適切でなかったりし、それが押しつけがましい印象を与えていれば、却って迷惑になってしまう場合もあるのです。人間は人それぞれ、物の見方や考え方、生き方が違うわけですから、相手の思惑を無視した言動や行動は、単なる自分の独りよがりの我が儘であるかもしれない事を常に心に留めておくべきです。

 

性別や年齢、育った環境の違い、性格違い、思想信条の違い・・・
世の中色々な人がいるのだから、ぶつかるのも当たり前。
こちらが思う正義が、相手には通じないときもあるのは当たり前。

『群盲象を撫ず(ぐんもうぞうをなず)』と言う諺がありますが、
ある人は、象とは、耳の大きい動物だと言い
またある人は、象は、鼻の長い動物だと言い
またある人は、尻尾が長い動物だと・・・
どれもが間違いではなく、どれもが全てを言い表しているわけでもない。

我々の日常生活で振りかざす正義も『群盲象を撫ず』になってませんか?